ANA(全日本空輸)は7月から羽田空港で導入を始めていた自動手荷物預け機
「ANA Baggage Drop」(ABD)を12月4日から一挙に39台に増加して
本格稼働体制に入った。
このABDでは、
①まず機械の所定の場所に手荷物を置く
②つぎに手持ちのeチケット控などにあるバーコードを機械上部のリーダーにかざす
③手荷物タグが出力される
④自分でそのタグを手荷物につける
⑤手荷物を置いた場所の扉が自動的に閉まる
⑥出力される手荷物引換証を受け取る
といった流れで旅客自らが作業する。考え方としてはLCCが真っ先に導入しそうな
システムだが当然のことながら設備投資に莫大な費用がかかるので大手が先陣を
切った形になった。
4日からはANAのイメージカラーであるブルーのサンタクロース衣装を着たグランドスタッフが
ABDの操作説明を行っているほか、人型ロボットペッパーもABD利用をPRしている。